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沿革

1960年代 - 機会の探求

BIOTRONIK社は1963年に物理学者マックス・シャルダッハと電気技師オット・フランケによるドイツ初の植込み型ペースメーカの開発とともに設立されました。当初は短いバッテリー寿命やバッテリー残量の不正確さ、リードをペースメーカと心臓に接続する確かな方法の開発など、主に基本的な問題の解決に重点を置いていました。こうした研究開発の結果、今日のペースメーカ技術において画期的な出来事とされる一連のイノベーションを実現したのです。

初代ペースメーカ

1970年代 - 活動の場の拡大

マックス・シャルダッハがフリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲンの医用生体工学教授に任命されたことを機に、BIOTRONIK社の研究開発は前進しました。
スティミュレーションテクノロジー社の獲得直後、BIOTRONIK社は米国オレゴン州レイク・オスウェーゴに生産施設を建設し、またバイオメディカル産業用の先進的ハイブリッド回路やモジュールの開発と生産にも着手し、ペースメーカ技術における飛躍的発展を遂げました。

1980年代 - 新しい展望

生理的ペーシングの実現がペースメーカ治療の新たな局面の始まりを告げました。1960年代からデュアルチャンバペースメーカを扱い、DDD 技術の課題に対処する準備が十分に整っていたBIOTRONIK社は、Diplos03ペースメーカでヨーロッパ市場をリードする立場へと急成長を遂げました。
1980年代の技術面および商業面での成功により、BIOTRONIK社はヨーロッパ、南米、アジアへの進出を果たしました。

デュアルチャンバーペースメーカ

1990年代 - 製品ポートフォリオの拡大

1993年、BIOTRONIK社は、植込み型除細動器を製品ラインに加えました。診断用および高周波アブレーション用カテーテルを製品ラインアップに加え、現在では心臓電気生理学的治療に対応する幅広い製品ポートフォリオを提供しております。
1995年、BIOTRONIK社は、冠血管と末梢血管の拡張用バルーンカテーテルやステントなど、バスキュラーインターベンション領域のデバイスを製品ラインアップに加えました。

ステント

2000年以降 - 新世紀における挑戦

BIOTRONIK社の遠隔モニタリングシステムは、患者さまがご自宅などにいても、植込まれたデバイスの最新データを医師がウェブサイトを通じて確認できるシステムです。この技術により、患者さまへの適切な治療と効率的ケアの組み合わせを実現しました。
技術革新は、バスキュラー・インターベンション領域での治療発展にも貢献しています。

患者さまの安全とQuality of Lifeの向上は、
BIOTRONIK社の主要課題の一つであり、今後も取り組み続けてまいります。

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